産学連携とは
産学連携とは、企業(産業界)と大学・研究機関(学術界)が、技術開発や研究の実用化を目指して取り組んでいきます。医療分野では、診療データ利活用による医療の質向上のための研究や革新的な診断・治療技術の開発が進められています。
アカデミア研究と産学連携研究について
CLIDAS研究グループとの産学連携研究では、実績のある医師・研究者の視点による臨床課題(クリニカルクエスチョン)と企業の視点による医療(医薬品・医療機器)の評価を共同研究体制のもとで解決し、価値のある成果を創出します。

CLIDAS臨床情報
CLIDAS臨床情報プラットフォーム データセット
標準化部門システムデータ、専任データマネージャによる予後情報収集に基づくデータセット
01. CLIDAS-PCI
冠動脈インターベンション患者10,000例の併存疾患、PCIレポート、経時的検体検査・処方、心電図・心エコー、冠動脈CT画像・レポート、カルテ調査による臨床予後(後方視データ、オプトアウト)
02. CLIDAS-HF/HTN
心不全25,000例、高血圧症患者20,000例の原因疾患、併存疾患、経時的検体検査・処方、心電図・心エコー、カルテ調査による臨床予後(後方視データ、オプトアウト)
03. CLIDAS-DPC
DPC約10万症例、経時的検体検査・処方、心電図・心エコー、短期予後(後方視データ、オプトアウト)
04.マルチモーダルAI 学習データ
胸部X線 100万症例、心電図300万症例、診断・短期予後タグ(後方視データ、オプトアウト)
AI研究開発学習用データとして共同利用
産学連携の流れ
- クリニカルクエスションに基づく共同研究計画の立案支援
- フィジビリティ(研究実行性)確認 *任意
- 共同研究計画の策定
- 共同研究費のお見積り
- 主幹施設との二者共同研究契約の締結
- データ解析・解析結果のご提供
- 企業様との共著による学会発表・論文化
CLIDASデータベース利活用例
- 予後との関連性を含む薬剤処方の実態調査
- 薬剤の市販後調査(有効性、副作用等)
- 治験における患者リクルート情報収集
- 医療情報と生体サンプルをリンクさせた創薬標的、バイオマーカー探索
- その他、要相談